世界銀行、イラクの鉄道拡張・近代化プロジェクトに9億3000万ドル融資へ
世銀はこのプロジェクトについて、「鉄道拡張・近代化プロジェクトがイラク南部のペルシャ湾沿いから北部までの貨物輸送能力を向上させ、サービス品質を改善する」と説明した
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世界銀行は25日、イラクの鉄道性能向上、国内貿易の活性化、雇用創出、経済多角化を支援するため、9億3000万ドルの融資を承認したと発表した。
世銀はこのプロジェクトについて、「鉄道拡張・近代化プロジェクトがイラク南部のペルシャ湾沿いから北部までの貨物輸送能力を向上させ、サービス品質を改善する」と説明した
また世銀は「イラクが再建から開発へと移行する中、貿易と接続性の向上は成長を促進し、雇用を創出するとともに、石油依存度を軽減する」とした。
世銀は内戦で荒廃したシリアに対しても、信頼性が高く手頃な価格の電気を供給し、同国の経済回復を支援するための1億4600万ドルの融資を承認した。
シリア暫定政府はこのプロジェクトで損傷した送電線と変電所を修復する予定である。
また世銀は14カ月にわたるイスラエルとヒズボラとの戦争から立ち直りつつあるレバノンに対し、被害を受けた公共インフラなどの修復を支援するために2億5000万ドルの融資を承認した。