◎昨年10月にガザ紛争が始まって以来、ヨルダン川西岸でもこのような暴力が相次いでいる。
イスラエルがパレスチナ・ヨルダン川西岸地区のジェニンで軍事作戦を行い、少なくとも7人を殺害した。パレスチナ当局が5日、明らかにした。
イスラエル軍もジェニンで対テロ作戦を行ったとしている。
それによると、部隊はテロリストが潜伏する建物を包囲し、激しい銃撃戦を繰り広げたという。
パレスチナ当局は声明で、「イスラエル軍は空爆を含む軍事作戦で少なくとも7人を殺害した」と述べた。
この7人が空爆と銃撃戦のどちらで死亡したかは明らかになっていない。
イスラエルは7人のうち4人がイスラム聖戦のメンバーと報告している。
昨年10月にガザ紛争が始まって以来、ヨルダン川西岸でもこのような暴力が相次いでいる。
パレスチナ当局によると、昨年10月以降、イスラエル軍の取り締まりや入植者の暴力で死亡したパレスチナ人は500人を超えたという。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は3万8000人を超え、今も増え続けている。
イスラエルとハマスの停戦交渉は数週間停滞していたが、進展しつつあるようだ。
ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は4日、仲介国に交渉団を派遣すると発表した。