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米国、ガザ和平計画案を国連安保理10カ国と共有、採決へ

米国はエジプト、カタール、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)と共に、ガザ和平に関する決議案を示す予定だ。
2025年11月5日/パレスチナ自治区、ガザ地区南部ハンユニスの難民キャンプ(ロイター通信)

米国の国連当局者がパレスチナ・ガザ地区の和平計画案を安全保障理事会の10カ国と共有する予定である。現地メディアが5日に報じた。

それによると、米国はエジプト、カタール、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)と共に、ガザ和平に関する決議案を示す予定だという。

ロイター通信は情報筋の話しとして、「米国はガザ地区における国際安定化部隊の2年間の任務を承認する安保理決議案を起草した」と伝えている。

この草案が安保理10カ国と共有され、修正が加えられるかどうかは不明。

決議案は採択するには少なくとも9カ国の賛成が必要。常任理事国が拒否権を行使した場合は否決される。

米国がロシアと中国に決議案を示したかは分かっていない。

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