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▽米国務省は4日、フーシ派を「外国テロ組織」に再指定した。
イエメン、首都サヌアの通り(Getty Images)

米財務省が5日、イエメン親イラン武装組織フーシ派の幹部7人を制裁リストに追加した。

同省は声明で、「この7人はイエメンのフーシ派支配地域に軍用品や武器システムを密輸し、ロシアから武器を購入する交渉を行っていた」と明らかにした。

また同省は「7人およびそれに関連する企業はロシアのためにウクライナで戦うイエメン人をリクルートし、フーシ派の軍事作戦を支援するために資金を集めた」と述べた。

国務省のブルース(Tammy Bruce)報道官は別の声明で、「米国政府は紅海の安全保障を脅かすためにロシア、中国、イランのサプライヤーから武器やその部品を入手したフーシ派の責任を追及する」と強調した。

国務省は4日、フーシ派を「外国テロ組織」に再指定した。

この動きは地域の安全保障に影響を与え、イエメンの人道危機を悪化させるという懸念も引き起こした。輸入業者は物資がフーシ派の手に渡れば米国の制裁を受ける可能性がある。

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