米国とイスラエル、ガザ紛争終結で合意間近=報道
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は28日午後の時点で7万9860人(行方不明者含む)、負傷者は16万8162人となっている。
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米国とイスラエルがガザ紛争の終結と和平計画で合意に近づいているようだ。現地メディアが28日に報じた。
米ニュースサイト・アクシオスは米政府高官の話しとして、「ウィトコフ(Steve Witkoff)中東担当特使とイスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相らによる協議の結果、合意に至った」と報じている。
この高官はアクシオスに「ハマスも合意する必要がある」と報じたが、詳細は不明だ。
トランプ(Donald Trump)大統領は29日にネタニヤフ氏と会談し、ガザ和平計画の提案を最終決定したいとの希望を表明した。
イスラエルは人質全員の解放とハマスの壊滅を戦争終結の条件としているが、ハマスが今後一切、ガザ地区に関与しないのであれば、協議に応じる用意があると示唆している。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は28日午後の時点で7万9860人(行方不明者含む)、負傷者は16万8162人となっている。
多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万4000~1万5000人と推定されている。