米財務省が新たな対イラン制裁発表、核協議進む中
この追加制裁はイラン核合意をめぐる米国とイランの協議が進ま中、発動した。
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米財務省は6日、イランの石油会社と関係があるとされる少なくとも2社を含む10人の個人と27団体を対象とする、新たな経済制裁を発表した。
この追加制裁はイラン核合意をめぐる米国とイランの協議が進ま中、発動した。
両国の代表団は2週間前にオマーン仲介のもと、5回目の間接協議を行った。
財務省・外国資産管理局(OFAC)はアラブ首長国連邦(UAE)の2社を制裁リストに追加し、両社が米国内に保有する資産を凍結した。
OFACは声明で、「両社は石油輸出で米国の制裁措置の対象となっているイランの石油会社と関連がある」と述べた。
イラン政府はこの制裁に関するコメントを出していない。
国際原子力機関(IAEA)によると、イランは5月17日時点で、60%の濃縮ウランを408.6キログラム保有している。