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▽米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。
イエメン、首都サヌア、親イラン武装組織フーシ派の戦闘員(AP通信)

イエメンの首都サヌアが空爆を受け、少なくとも1人が死亡した。国営メディアが3月31日に報じた。

米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。

報道によると、空爆は30日夜から31日未明にかけて行われ、サヌアとその周辺地域で爆発が確認されたという。

国営メディアは1人が死亡、4人が負傷したと報じているが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

米軍は15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、サヌアや紅海に面する港湾都市ホデイダなどを複数回空爆。フーシ派はこれまでに59人が死亡したと報告している。

国営メディアが報じた映像にはガラスが散乱する民家が映っていた。

フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ(Donald Trump)米大統領はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

またフーシ派は米軍の空母や艦船も攻撃しているが、被害を与えたことはない。

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