イラク北部でドローン攻撃、クルド労働者党のメンバー2人死傷
イラク北部のクルド人自治区では最近、ドローンによる攻撃が相次いでいる。
の創設メンバーであるアブドラ・オカラン氏を支持する集会(Getty-Images).jpg)
イラク北部スレイマニヤでドローン攻撃があり、クルド労働者党(PKK)のメンバー1人が死亡、もう1人が負傷した。現地メディアが19日に報じた。
それによると、正体不明のドローンが飛来し、車列を攻撃したという。
それ以上の詳細は明らかになっていない。PKKを標的とする攻撃が確認されたのは数カ月ぶり、犯行声明を出した組織は確認されていない。
イラク北部のクルド人自治区では最近、ドローンによる攻撃が相次いでいる。
ドホーク州では今週初め、油田がドローン攻撃を受け炎上した。負傷者の情報はない。
最近の攻撃はイラク政府とクルド当局間の緊張を高めている。
クルド自治政府は15日、この攻撃を「テロ」と糾弾し、中央政府に対し、容疑者を特定して責任を負わせるよう要請した。