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▽フーシ派は国連職員、かつての在米国大使館の関係者、援助団体の職員を拘束した。
イエメン、首都サヌア、親イラン武装組織フーシ派の戦闘員(Getty Images/AFP通信)

国連は24日、イエメン親イラン武装組織フーシ派が支配する地域へのすべての渡航を一時停止すると発表した。

国連は声明で、「フーシ派が昨日、国連職員を拘束した」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

それによると、フーシ派は国連職員、かつての在米国大使館の関係者、援助団体の職員を拘束したという。

国連はこの事態を受け、「全職員の安全と安全を確保するため、フーシ派の支配下にある地域への渡航を停止した」としている。

国連は何人の職員が連れ去られたか明らかにしていない。

国連は昨年6月、フーシ派がイエメン国籍の国連職員11人を拘束したと明らかにしていた。

イスラエルとガザ地区のイスラム組織ハマスが停戦に合意して以来、国連はフーシ派にイスラエルと船舶への攻撃を控えるよう求めている。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内や紅海などの船舶に対して100回以上ミサイルやドローン攻撃を行ってきた。

フーシ派はイスラエル軍の攻撃に直面するパレスチナへの支援と連帯を示すためと主張しているが、戦争とは明らかに関係のない船舶も攻撃している。

米政府は22日、フーシ派を「外国テロ組織」に再指定するプロセスを開始した。

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