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▽フーシ派はコメントを出していない。
2020年8月22日/イエメン、首都サナア、シーア派反政府勢力フーシの戦闘員(AP通信/Hani Mohammed)

国連世界食糧計画(WFP)は11日、イエメン親イラン武装組織フーシ派に拘束された男性職員が刑務所内で死亡したと明らかにした。

それによると、3週間前に拘束された男性が北部の刑務所で亡くなったという。

この職員を含む7人は1月23日に拘束された。死因は明らかになっていない。

WFPのマケイン(Cindy McCain)事務局長はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「イエメンで恣意的に拘束されたまま命を落としたWFP職員の悲劇的な死に心を痛め、憤慨している」と書いた。

マケイン氏によると、この男性は2017年からWFPで働き、妻と子供が2人いるという。

フーシ派はコメントを出していない。

国連は10日、フーシ派が8人の国連職員を拘束したため、同国内での人道支援活動を中断したと明らかにした。

イエメン内戦は世界最悪の人道危機に発展。この11年で15~16万人が死亡、最大2000万人が飢餓に直面している。

首都サヌアを含む同国の大部分を支配するフーシ派は2014年、政府を亡命に追い込み、サウジ連合軍との全面戦争を開始した。

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