シリア軍とクルド民兵が衝突、兵士2人死亡、国防省が発表

戦闘はラッカ郊外で19日夜に発生した。

シリア国防省は20日、北部ラッカで国軍とクルド人自治区の民兵組織「シリア民主軍（SDF）」が衝突し、軍兵士2人が死亡したと発表した。

それによると、戦闘はラッカ郊外で19日夜に発生したという。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

SDFは2015年以来、シリア北部のクルド人自治区を支配している。

国軍とSDFは先月初め、北部および北東部で衝突。国家機関とSDFを統合するという3月の合意に影を落としている。

カスラ（Murhaf Abu Qasra）国防相とSDFのアブディ（Mazloum Abdi）司令官は先月の衝突後、北部および北東部の全戦線における包括的な停戦で合意した。