スポンサーリンク
▽トルコリラの対ドル相場は2月28日の終値「1ドル=36.5310」から3月3日には「1ドル=36.4775」まで小幅に上昇した。
トルコ、イスタンブールの市場(Getty Images)

トルコの2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比39.05%増となり、下降傾向を維持した。

統計局によると、主要な食品・非アルコール飲料部門のインフレ率は前年同月比35.11%増。値上がりを牽引したのは94.9%上昇した教育物価、住宅価格は70.81%上昇した。

トルコでは最近、公立病院における患者の自己負担額を引き下げる規制が物価上昇を抑制。アナリストたちは2月のインフレ予想を引き下げていた。昨年5月のインフレ率は75%であった。

トルコリラの対ドル相場は2月28日の終値「1ドル=36.5310」から3月3日には「1ドル=36.4775」まで小幅に上昇した。

ロイター通信の世論調査は2月のインフレ率を36.90%と予想していた。

トルコ中央銀行は1月、主要政策金利を45%に引き下げた。

23年に中銀総裁に就任したカラハン(Fatih Karahan)氏は世界の中銀と同じ政策を取り、23年5月から24年3月の間に金利を8.5%から50%に引き上げた。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク