トルコ、アフガンに代表団派遣へ、パキスタンとの和平仲介
トルコ・イスタンブールで行われていたパキスタンとアフガンの和平協議は8日、合意なしで終了した。
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トルコのエルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は9日、同国の外相、国防相、情報機関長官が今週パキスタンを訪問し、アフガニスタンとの和平交渉について協議すると明らかにした。
エルドアン氏はパキスタンのシャリフ(Shehbaz Sharif)首相とも会談。この問題について協議したとみられる。
トルコ大統領府は声明で、「エルドアン大統領はこの訪問で両国間の恒久的な停戦と平和をできるだけ早期に締結することを目的としている」と述べた。
トルコ・イスタンブールで行われていたパキスタンとアフガンの和平協議は8日、合意なしで終了した。
両政府は先月、国境付近で数十人の死者を出した衝突が数日続いた後、停戦を発表。その後、この期間を延長し、停戦合意を尊重すると約束した。
最初の協議はカタール・ドーハで10月19日に行われ、停戦が成立した。
両国は10月25日から30日にかけて行われた2回目の協議で「停戦を維持」することで合意した。
しかし、国境検問所は閉鎖されたままであり、物資を運ぶ数百台のトラックが足止めを食らっている。
紛争は10月9日にカブールで発生した爆発事件をきっかけに勃発。タリバン暫定政権はパキスタンを非難し報復を宣言した。
両国は11月6日からイスタンブールで協議していた。
