◎事故は5日の午前4時前(現地時間)に発生。貨物船はトルコ南部のイスケンデルン港からウクライナに向かう途中、アンタルヤ県の沖合で沈没した。
2022年11月1日/トルコ、イスタンブール(Khalil Hamra/AP通信)

トルコの沖合で5日、ギニアビサウ船籍の貨物船が沈没し、少なくとも3人が死亡、5人が救助された。

国営アナトリア通信によると、事故は5日の午前4時前(現地時間)に発生。貨物船はトルコ南部のイスケンデルン港からウクライナに向かう途中、アンタルヤ県の沖合で沈没した。

乗組員は14人と報告されている。アナトリア通信は関係者の話として、「これまでに3人の遺体を収容。5人を救助し、行方不明の乗組員を捜索している」と報じた。

貨物船はウクライナにアルミニウムを輸送していた。

沈没の原因は明らかになっていない。アナトリア通信によると、アンタリア県の地検が捜査を開始したという。

沿岸警備隊は午前3時47分に遭難信号を受信し、現地に巡視艇とヘリを送った。

乗組員2人は沿岸警備隊のヘリに救助され、3人は近くを航行していた民間船が救助した。

乗組員は全員シリア国籍と伝えられている。

アナトリア通信は当局者の話を引用し、「現場海域は波が高く、捜索活動を妨げている」と報じた。

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