ボスポラス海峡横断レースでロシア人男性が行方不明に トルコ
この水泳大会は24日に開催され、81カ国から2800人を超えるスイマーが参加した。
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トルコの沿岸警備隊がボスポラス海峡大陸間水泳大会中に行方不明になったロシア国籍の男性を捜索している。国営メディアが25日に報じた。
この水泳大会は24日に開催され、81カ国から2800人を超えるスイマーが参加した。
国営アナトリア通信によると、沿岸警備隊と海軍が男性を捜索しているという。
ボスポラス海峡大陸間水泳大会は世界有数のオープンウォーターレースの一つとされている。
選手たちは黒海とマルマラ海を結ぶ海峡を横断する際、強い潮流と荒れた波に直面する。大会はトルコ・オリンピック委員会が主催している。
レースへの参加を仲介する企業SwimTrekはウェブサイトでレース条件を「過酷」と説明し、「あらゆる海況での泳ぎの経験が不可欠」と警告している。
オリンピック委員会は声明で、「レース中に選手の一人が行方不明になったことを残念に思っている」と述べた。
ボスポラス海峡は黒海とマルマラ海を結ぶ海峡。南北に細長く、全長約30キロ、幅は最も狭いところで698メートル。マルマラ海からダーダネルス海峡を経てエーゲ海に抜ける。