◎BNNブルームバーグは2日、トルコが数ヶ月前にBRICSへの加盟を正式に申請したと報じた。
トルコのエルドアン大統領(Bloomberg)

NATO加盟国のトルコ新興5カ国(BRICS)への加盟を熱望しているという報道について、同政府が3日、事実であると認めた。

BNNブルームバーグは2日、トルコが数ヶ月前にBRICSへの加盟を正式に申請したと報じた。

大統領府の報道官は3日、この報道について質問を受け、「エルドアン大統領は加盟を希望していると何度か言っていた」と答えた。

また報道官は「この希望に関する進展は今のところないものの、我々の要求は明確である。トルコはBRICSを含むすべての重要な国際パートナーシップに参加したいと考えている」と強調したが、加盟を申請したかどうかには言及しなかった。

BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国によって2006年に設立され、2010年に南アフリカが加盟した。サウジアラビアも加盟を検討中、アゼルバイジャンは正式に加盟を申請した。

BRICSはグローバル・サウスの声を増幅させることを目的としている。その創設4カ国は「より公正な世界秩序」と国連、国際通貨基金(IMF)、世界銀行といった国際機関の改革を求めている。

エルドアン氏は以前から、トルコの外交政策をより独立したものにし、世界的な影響力を高めようとしてきた。トルコはEUとの加盟交渉が進展しないことに苛立っている。

エルドアン氏は先週、「我が国は西側と東側の両方と同時に関係を発展させるべきだ」と述べていた。

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