トルコ政府「ガザ国際安定化部隊が恒久的な停戦を保証」
イスラム組織ハマスは同部隊の活動に反対している。
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トルコ国防省は13日、パレスチナ・ガザ地区で計画されている国際安定化部隊に対し、「停戦維持が主な目的となることを期待している」と表明した。
NATO加盟国であるトルコはイスラエルによるガザへの2年間にわたる攻撃を「ジェノサイド(集団殺害)」と非難してきた。
同国は停戦努力において重要な役割と仲介者としての立場を確立し、イスラエルが繰り返し反対しているにもかかわらず、安定化部隊への参加を表明している。
国防省の報道官は記者団に対し、「ガザにおける国際安定化部隊について、米国主導の文民・軍事調整センター(CMCC)が国際法に沿ってガザへの物資輸送を確保すべきだと考えている」と述べた。
イスラム組織ハマスは同部隊の活動に反対している。
また一部のアラブ諸国も部隊への参加に消極的な姿勢を示している。これは、部隊派遣がイスラエルに代わる「占領者」と受け止められかねないことや、衝突に巻き込まれる懸念があるためである。
