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トルコ大統領「キプロス問題解決には二国家案が最も現実的」

北キプロスの独立を認めているのはNATO第2の軍事力を誇るトルコだけである。
キプロスと北キプロス・トルコ共和国の国旗(Getty Images)

トルコのエルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は13日、キプロス問題の政治的膠着を解消する最も現実的な方法は「二つの国家を設立することである」と主張した。

エルドアン氏は首都アンカラで北キプロス・トルコ共和国(通称北キプロス)の大統領と会談。国際社会に北キプロスを承認するよう促した。

1974年のキプロス紛争でキプロス島が二分されて以来、キプロスとトルコはその地位をめぐって激しく対立してきた。

北キプロスはトルコ軍の支援を受けて1983年に独立を宣言したが、国際社会はこれを認めていない。

北キプロスの独立を認めているのはNATO第2の軍事力を誇るトルコだけである。

北キプロスはトルコにとって戦略的に重要な位置にあり、同国全体と沿岸の炭化水素資源にアクセスできるようなる可能性がある。

キプロスはトルコの主張を拒否。国を統一するという目標を堅持してきた。

エルドアン氏は記者会見で、「ギリシャ系キプロス人はキプロス問題の解決策を、今や機能不全に陥った連邦国家においてトルコ系キプロス人を少数派に追いやることと見なしている」と語った。

またエルドアン氏は「両国がキプロス島で平和的に共存するというトルコのコミットメントを堅持する:と強調した。

北キプロスの大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「ギリシャ系キプロス人は結果が出なかった、また失敗に終わった過去の方法から教訓を学ぶ必要がある」と書いた。

トルコ系キプロス人のクーデターに端を発するトルコ軍の侵攻は1983年の北キプロス独立で結実。強力なトルコ軍はこの地域に兵士3万5000人を駐留させ、キプロスを威嚇し続けている。

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