トルコとパキスタン、防衛産業とエネルギー協力について協議
トルコとパキスタンは強固な同盟関係にあり、5月にインドとパキスタンが衝突した際、トルコはパキスタンとの連帯を表明、インドの怒りを買った。
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トルコの外相と国防相がパキスタンの首都イスラマバードを訪問し、首相らと会談、防衛およびエネルギー分野の協力について協議した。トルコ大統領府が9日、明らかにした。
トルコとパキスタンは強固な同盟関係にあり、5月にインドとパキスタンが衝突した際、トルコはパキスタンとの連帯を表明、インドの怒りを買った。
トルコのフィダン(Hakan Fidan)外相とギュレル(Yasar Guler)国防相はイスラマバードの首相府でシャリフ(Shehbaz Sharif)首相らと会談。軍の司令官らも参加した。
トルコ国防省は声明で、「両政府は地域の防衛と安全保障、および防衛産業における協力について協議し、高度な訓練と航空技術における関係改善をパキスタンが望んでいることを確認した」と述べた。
また同省はギュレル氏が航空やドローンなど、防衛産業における共同プロジェクトの重要性を強調したと付け加えた。
フィダン氏はイスラマバードでの記者会見で、「両国は4月にパキスタン沖での石油・ガス探査を共同で実施することで合意した後、鉱業、天然ガス、石油、希少資源での協力の可能性を評価している」と語った。