トルコ、国産戦闘機KAAN48機をインドネシアに輸出へ

エルドアン氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「48機のKAAN戦闘機はトルコで製造され、インドネシアに輸出される」と明らかにした。
トルコの国産戦闘機KAAN(Getty Images/AFP通信)

トルコのエルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は11日、国産ステルス戦闘機「KAAN」48機をインドネシアに輸出すると発表した。

エルドアン氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「48機のKAAN戦闘機はトルコで製造され、インドネシアに輸出される」と明らかにした。

またエルドアン氏はKAANの輸出契約が初めて成立したことを祝った。

国営アナトリア通信によると、この契約はジャカルタで開催された防衛装備品の見本市「Indo Defence 2025」で締結されたという。

エルドアン氏はこの契約について、「我が国の国内防衛産業の進展と成果を証明するものである」と述べ、インドネシアのスビアント(Prabowo Subianto)大統領を称賛した。

国産第5世代戦闘機であるKAANは2024年に初飛行を成功させた。最初の機体は28年に納入される見込みだ。

両国は今年初め、経済的・防衛的な連携を強化することで合意。インドネシアに戦闘ドローン工場を共同建設する予定である。

パキスタンとアゼルバイジャンもトルコと強力な防衛関係を築いており、KAANの購入に関心を示している。

SHARE: