▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は7日午前の時点で4万5885人、負傷者は10万9196人となっている。
イスラエル軍が7日、パレスチナ・ガザ地区への空爆を継続し、少なくとも49人が死亡、数十人が負傷し、各地で行方不明者の捜索が続いている。ガザ当局が明らかにした。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは当局者の話しとして、「7日未明からの空爆で49人の死亡を確認し、大勢が倒壊した建物の下敷きなっている」と報じた。
イスラエルとイスラム組織ハマスによる間接交渉は前進しているように見える。
トランプ(Donald Trump)次期米大統領は7日、トゥルース・ソーシャルに声明を投稿し、1月20日の就任式までにイスラエルの捕虜が解放されなければ、「地獄が始まる」と警告した。
国連世界食糧計画(WFP)は7日、イスラエル軍が前日に南部の検問所付近で8人のWFPスタッフを乗せた車列に向けて発砲した件を改めて非難。「この紛争により、ガザの法と秩序は完全に崩壊し、生存者の命を救う努力は限界点に達している」と嘆いた。
国連人道問題調整事務所(OCHA)もガザ地区内で5日に8人目の乳児が低体温症で死亡したことについて、「停戦と支援物資の大量搬入を実現しなければ、犠牲者の数はさらに増える」と警告している。
国連によると、ガザ地区では約160万人が冬の厳しい寒さから身を守れない「薄っぺらいテント」で生活し、そのうち50万人近くが洪水の被害を受けやすい地域にいる。さらに、ガザ地区内のテント13万5千張りのうち、11万張りが老朽化し、使用に適さないという。
一方、イスラエル軍は7日、ヨルダン川西岸地区で武装集団がイスラエル人を乗せたバスを襲撃し、3人を殺害した事件について、容疑者の捜索を続けていると明らかにしtた。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は7日午前の時点で4万5885人、負傷者は10万9196人となっている。