▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は5日午前の時点で5万669人、負傷者は11万5225人となっている。
とイスラエルのネタニヤフ首相(AP通信).jpg)
イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が7日にトランプ(Donald Trump)米大統領と会談する予定だ。イスラエル首相府が5日、明らかにした。
ネタニヤフ氏の訪米はトランプ氏就任以来2度目。イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区の広い範囲で地上作戦を展開し、イスラム組織ハマスの掃討を目指している。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は5日午前の時点で5万669人、負傷者は11万5225人となっている。
イスラエル軍が3月18日に空爆を再開して以来、1500人近くのパレスチナ人が殺害された。
多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万~1万4000人と推定されている。
イスラエル軍は今回の再攻撃でガザ地区の広範囲を「征服」し、非武装地帯にすると主張している。
イスラエルは1カ月前にガザ国境を封鎖。停戦延長と人質の解放を求める米国の提案をハマスが受け入れない場合、「地獄を見せる」と警告している。
ガザ国境はそれ以来、封鎖されており、物資の搬入は完全に滞っている。
この結果、地区内のパン屋は全て閉鎖。国連世界食糧計画(WFP)は飢餓のリスクが劇的に高まっていると警告している。
イスラエル首相府は5日、ソーシャルメディアへの投稿で、「ネタニヤフ首相はトランプ大統領と関税問題、人質返還の努力、イスラエルとトルコの関係、イランの脅威、国際刑事裁判所(ICC)との戦いについて話し合う」と述べた。
イスラエルは17%の相互関税に直面している。一律10%関税は5日に発効した。追加分は9日の予定だ。
両国の昨年の貿易額は340億ドル。米国はイスラエルに対し、毎年40億ドル規模の軍事支援を提供している。
ICCは昨年11月、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑でネタニヤフ氏とガラント(Yoav Gallant)前国防相、ガザ地区のイスラム組織ハマスの幹部アルマスリ(Mohammed Diab Ibrahim al-Masri)氏の逮捕状を発行した。
米国とイスラエルはICCに加盟していない。
イスラエル政府は停戦第1段階を4月20日まで延長するという米国の提案を支持。ハマスに人質を解放するよう圧力をかけてきた。
ガザには59人の捕虜が残っており、そのうち24人はまだ生きているとみられる。
双方は仲介国を通じていくつかの要求を提示している。
第2段階の交渉では▽イスラエル軍がガザ地区から完全に撤退すること▽パレスチナ人受刑者を解放する代わりに残りの人質を解放すること▽すべての軍事作戦と敵対行為を永久に停止することなどが協議される予定であった。
トランプ米政権のウィトコフ(Steve Witkoff)中東担当特使は停戦第1段階を4月20日まで延長し、▽ハマスが最初の日に人質の半分を解放▽残りの人質は恒久的な停戦について合意に達したときに解放すると提案していた。