▽アフガンでは11日、4人の男性が殺人罪で有罪判決を受け、公開処刑された。
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アフガニスタン・タリバン暫定政権の最高指導者アクンザダ(Hibatullah Akhundzada)師がイスラム教の死刑執行を擁護した。
ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官は13日、X(旧ツイッター)にアクンザダ師が発言する動画を投稿した。
アクンザダ師はこう言った。「私たちは規律を守り、祈りと礼拝を行わなければなりません。私たちはイスラム教に完全に入らなければなりません。イスラム教はいくつかの儀式に限定されるものではなく、すべての神の命令を包括したシステムなのです...」
アフガンでは11日、4人の男性が殺人罪で有罪判決を受け、公開処刑された。
タリバンの高官と市民数百人が銃殺刑を見学した。銃の引き金を引いたのは被害者の親族と伝えられている。
国連と人権団体は死刑執行を非難した。
アクンザダ師は以前、アフガンにおける西洋法の必要性を否定していた。
アフガンの最高裁判所はシャリア(イスラム法)に基づき、4人を殺人罪で有罪とする判決を下した。被害者の遺族は被告に恩赦を与えることを拒否したため、死刑判決が下された。
タリバンは現在、西側諸国との関係改善を推進している。
米国は先月、シラジュディン・ハッカニ(Sirajuddin Haqqani)内相を含むタリバン幹部3人の報奨金を解除した。
ハッカニ氏は武装組織ハッカニ・ネットワークの最高指導者。ソ連のアフガン侵攻で有名な司令官の息子であり、米国が最も警戒するテロ組織を率いてきた。