◎アサド大統領はイランの首都テヘランでハメネイ師やその他政府高官と会談した。
シリアのアサド(Bashar Assad)大統領がイランの最高指導者ハメネイ(Ayatollah Ali Khamenei)師と会談し、ライシ(Ebrahim Raisi)大統領が今月初めのヘリ事故で亡くなったことに哀悼の意を表した。国営イラン通信(IRNA)が30日に報じた。
それによると、アサド氏はイランの首都テヘランでハメネイ師やその他政府高官と会談したという。
ライシ氏の後任を決める大統領選は6月28日に行われる予定だ。
イランはシリア内戦において、一貫してアサド政権を支援してきた。
この内戦では何百人ものイラン軍兵士が犠牲になっているが、イラン政府はそれを否定している。
ライシ氏とアブドラヒアン(Hossein Amir-Abdollahian)外相らは19日、アゼルバイジャンと国境を接する東アゼルバイジャン州のダム建設現場を視察。その帰りに事故に遭遇した。
救助隊は事故発生から半日後、現場でライシ氏ら8人全員の死亡を確認した。