▽会議の日程は2日間の予定。必要であれば延長も可能とのこと。
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シリアの暫定政権が今後の道筋を議論するため、2月25日から国民対話を開催する。準備委員会が23日、明らかにした。
諸外国はシリアに対する制裁の停止を検討する中で、民族的に多様で多宗教の国民を包摂する必要があるとして、この会議を注視している。
アサド(Bashar Assad)前大統領は24年12月、タハリール・アルシャーム機構(HTS)率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。
HTSを率いるシャラア(Ahmed al-Sharaa、通称ジャウラニ)暫定大統領は国民対話を行うと約束していた。
準備委員会の委員7人は記者会見で、憲法、新しい経済的枠組み、制度改革の計画を形成するのに役立つ意見を集めるために、先週全土の約4000人と協議した明らかにした。
シャラア氏は国民対話について、憲法草案を作成するための包括的な政治プロセスの一部であり、最大3年かかるとし、その後選挙を実施するとしている。
会議の日程は2日間の予定。必要であれば延長も可能とのこと。