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▽4人はイスラム国(ISIS)に忠誠を誓い、ダマスカスのシーア派教徒を襲撃する計画を立てていた。
2025年1月11日/シリア、テロ攻撃を企てた疑いで逮捕された4人(AP通信)

シリア暫定政権の情報機関が首都ダマスカス郊外の宗教施設でテロ攻撃を企てたとして、4人の男を逮捕した。国営シリア・アラブ通信(SANA)が11日に報じた。

それによると、4人はイスラム国(ISIS)に忠誠を誓い、ダマスカスのシーア派教徒を襲撃する計画を立てていたという。

SANAは関係者の話しとして、「テロを計画したとして、ISISのメンバー4人が逮捕された」と報じた。

4人はISISによるスンニ派の極端な解釈を支持し、異端とみなすシーア派教徒を殺害するため、施設襲撃を計画したとみられる。

ダマスカスでは昨年、シーア派の宗教行事アシュラの前日に爆発物を仕掛けたオートバイが爆発し、少なくとも6人が死亡、数十人が負傷するテロ攻撃が発生した。

アサド(Bashar Assad)前大統領は先月、タハリール・アルシャーム機構(HTS)率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

暫定政権は周辺国や西側諸国と積極的に会談し、内戦を終結させる取り組みを推進している。アサド派と反体制派の戦いは事実上終結したが、ISISを含むイスラム過激派との戦いは終わっていない。

アサド氏はロシア、イラン、レバノンのヒズボラ、イランが支援するイラクのシーア派民兵と同盟を結び、過激派を取り締まっていた。

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