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▽シャラア氏の外遊は就任以来2度目。2月にサウジアラビアとトルコを訪問した。
2025年2月4日/トルコ、首都アンカラ、エルドアン大統領(右)とシリアのシャラア暫定大統領(Getty Images/AFP通信)

シリア暫定政府のシャラア(Ahmed al-Sharaa、通称ジャウラニ)大統領が今週、アラブ首長国連邦(UAE)とトルコを訪問する。シリア外務省が6日、明らかにした。

シャラア氏の外遊は就任以来2度目。2月にサウジアラビアとトルコを訪問した。

アサド(Bashar Assad)前大統領は昨年末、タハリール・アルシャーム機構(HTS)率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

シャラア氏はHTSの指導者であり、それ以来、暫定政府を率い、近隣や欧米諸国との関係改善に努めてきた。

暫定政府はアサド政権時代に科された制裁の解除を求めている。

シリア内戦の犠牲者は50万~60万人と推定されている。被害の全容は明らかになっておらず、調査が進む目途も立っていない。

この間、米国、イギリス、EU諸国はアサド氏に圧力をかけるために厳しい制裁を科した。

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