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▽今回のサミットはパレスチナ・ガザ地区を再開発するというトランプ米政権の提案や、エジプトとヨルダンにガザ市民を移住させるよう求める声に対抗するアラブの取り組みが争点となる見通し。
アラブ連盟(Arab League)首脳会議(Getty Images)

シリア暫定政権を率いるシャラア(Ahmed al-Sharaa、通称ジャウラニ)大統領が3月4日にエジプト・カイロで行われるアラブ連盟(Arab League)首脳会議に招待された。シリア大統領府が23日、明らかにした。

それによると、エジプトのシシ(Abdel Fattah el-Sissi)大統領がシャラア氏を招待したという。

シャラア氏はタハリール・アルシャーム機構(HTS)を率い、アサド政権を打倒。先月、暫定大統領に就任した。

アサド(Bashar Assad)前大統領は24年12月、HTS率いる反体制派の攻撃に圧倒され、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

シャラア氏は政権に就いて以来、アラブ諸国との関係強化に努め、包括的な政府の樹立と民主的な選挙を含む平和的な権力移譲を公約している。

暫定政権は「外部からの介入」から解放された包括的な政治体制を採用・確率する必要があるとしている。

シシ大統領はシャラア氏の就任を祝っている。両者はこのサミットで初めて顔を合わせることになるとみられる。

今回のサミットはパレスチナ・ガザ地区を再開発するというトランプ米政権の提案や、エジプトとヨルダンにガザ市民を移住させるよう求める声に対抗するアラブの取り組みが争点となる見通し。

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