スポンサーリンク
▽米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。
イエメン、首都サヌア近郊、サウジ連合軍の空爆を受けたエリア(Getty Images/AFP通信)

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は8日、米軍の最新の空爆により、少なくとも8人が死亡したと明らかにした。

それによると、米軍が紅海に面する港湾都市ホデイダの近郊などを空爆し、少なくとも8人が死亡、16人が負傷したという。

米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。

ホダイデには空港がある。フーシ派は標的になった施設に言及しなかった。

米軍は3月15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、首都サヌアやホデイダなどを複数回空爆。フーシ派はこれまでに81人が死亡したと報告している。

フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ(Donald Trump)米大統領はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

フーシ派メディアが放映した映像には救急車の到着を待つ人々や、携帯電話の明かりを頼りに負傷者を探す救助隊が映っていた。

AP通信は目撃者の話しとして、「少なくとも1つの建物が木っ端みじんになった」と伝えている。

爆発はサヌアの北に位置するアムラン州でも確認された。フーシ派は米軍が通信設備を攻撃したと説明している。米軍は以前にもアムラン州の通信設備を標的にしていた。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク