◎イエメンのシーア派武装勢力フーシはイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海の貨物船を攻撃し続けると宣言している。
イエメン、首都サヌア、シーア派武装勢力フーシの戦闘員(Getty Images)

イエメン沖のアデン湾を航行していた貨物船が攻撃を受け、船首で爆発が起きた。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)が8日、明らかにした。

イエメンのシーア派武装勢力フーシは犯行声明を出していない。

UKMTOによると、攻撃を受けた貨物船は航行を続けている。ケガ人はいなかったという。

フーシ派が運営するアルマシラTVはアデン湾で爆発があったと報じているが、詳細は不明だ。

フーシ派は6日、アデン湾を航行していたバルバドス船籍の貨物船にミサイルを撃ち込み、乗組員3人を殺害した。

この貨物船は航行不能となり、放棄された。

イラン政府の支援を受けるフーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区から撤退するまで紅海の貨物船を攻撃し続けると宣言。イスラエルと関係のない船舶も攻撃している。

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