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▽死亡したのは60代の女性2人と40代の男性1人。軍と警察が逃走した銃撃犯を追跡している。
パレスチナ自治区、ヨルダン川西岸地区、イスラエルの警察官(Getty Images)

パレスチナ・ヨルダン川西岸地区でイスラエル人を乗せたバスが銃撃され、少なくとも3人が死亡、7人が負傷した。警察が6日、明らかにした。

それによると、死亡したのは60代の女性2人と40代の男性1人。軍と警察が逃走した銃撃犯を追跡しているという。

事件は領土を横断する東西の主要道路沿いの集落内で発生。SNSで共有された写真にはバスを取り囲む警察官の姿が映っていた。

ヨルダン川西岸では昨年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル当局による取り締まりと入植者による暴力で多くのパレスチナ人が殺害されている。

パレスチナの過激派はこれに反発し、イスラエル人を攻撃。銃撃、刺傷、車による襲撃を繰り返している。

イスラエル当局はほぼ毎日、ヨルダン川西岸で過激派を取り締まっている。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、23年1月~24年11月までの間に、ヨルダン川西岸だけで968人のパレスチナ人が殺害されたという。ガザ紛争が始まって以降の死者は835人となっている。

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