エルサレムのバス停で2人組が銃乱射、6人死亡、20人負傷
2人の容疑者はバスの待合所で人々に向けて銃を乱射。その後、バスに乗り込んで発砲を続けた。
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イスラエル・エルサレム中心部の交差点で銃撃事件が発生し、6人が死亡、少なくとも20人が負傷した。警察が8日、明らかにした。
それによると、2人の容疑者はバスの停留所で人々に向けて銃を乱射。その後、バスに乗り込んで発砲を続けたという。
現場にいた非番の兵士と民間人が容疑者2人を射殺した。身元は明らかになっていないが、警察によると、2人ともパレスチナ人であることが確認された。
AP通信は当局者の話しとして、「少なくとも20人が病院に搬送され、治療や手当てを受けている」と伝えている。
イスラエル警察は声明で、「バス停にいた非番の兵士と民間人が2人のテロリストに向けて発砲し、制圧した」と述べた。
また警察はこの銃撃に関与したとされる容疑者1人を逮捕したと明らかにした。身元と認否は明らかにしていない。
イスラエル軍のザミール(Eyal Zamir)参謀総長はこの事件を受け、ヨルダン川西岸地区の一部地域に「完全封鎖」を命じた。
首相府も声明を出し、「我々は戦争状態にある。複数の戦線でテロリズムとの激しい戦いを繰り広げている」と述べた。