▽タリバン暫定政権をアフガンの正当な政府として認めた国はないが、多くの国がタリバンと外交関係を結んでいる。
アフガニスタン、首都カブールの通り(Getty Images)

アフガニスタン外務省は23日、首都カブールの在サウジアラビア大使館が業務を再開したことを歓迎した。

在サウジ大使館は22日、X(旧ツイッター)に声明を投稿。「兄弟国であるアフガン国民にサービスを提供するため、業務を再開する」と書いた。

アフガン外務省の報道官は声明で、「我々はサウジ大使館の再開を歓迎し、同省があらゆる面で協力し、彼らの安全に細心の注意を払うことを保証する」と述べた。

また報道官は「この再開でサウジ政府との関係が強化されると確信している」と強調した。

タリバン暫定政権をアフガンの正当な政府として認めた国はないが、多くの国がタリバンと外交関係を結んでいる。

タリバンが3年前にカブールを制圧して以来、西側諸国の外交官たちは宙ぶらりんの状態となっている。

西側はタリバンが女性や少女の教育、雇用、その他権利を保障しない限り、承認することはないと明言している。

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