サウジ経済相、2025年GDP成長率を+5.1%と予測
世界最大の石油輸出国であるサウジは非石油分野の成長と収益の拡大、石油依存の低減を目的とする経済変革「ビジョン2030」の真っ只中にある。
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サウジアラビア政府は29日、同国の2025年の経済成長率をプラス5.1%と予想した。
アル・イブラヒム(Faisal F. Alibrahim)経済相はリヤドで開催された未来投資イニシアチブ会議で「今年の実質GDP成長率は5.1%増、非石油GDPは3.8%増と予測している」と語った。
財務省は非石油部門の成長に牽引され、2025年の実質GDP成長率を4.4%、2026年は4.6%と予測している。
国際通貨基金(IMF)は石油生産量の増加を受けて、サウジの成長率を4.0%に引き上げている。
世界最大の石油輸出国であるサウジは非石油分野の成長と収益の拡大、石油依存の低減を目的とする経済変革「ビジョン2030」の真っ只中にある。
しかし、原油価格の下落と財政赤字により、サウジは一部の計画を優先し、他のプロジェクトを縮小または延期せざるを得なくなっている。
