◎世界の原油価格はここ数カ月、下落傾向にある。
エネルギー世界最大手サウジアラムコの社名とロゴ(Getty Images)

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは30日、産油量を日量1200万バレルで維持すると表明した。

同国のエネルギー省はサウジアラムコに対し、産油量を日量1300万バレルまで増やすよう命じている。

しかし、同社は30日の声明で現状を維持すると発表した。

世界の原油価格はここ数カ月、下落傾向にある。北海ブレント先物は30日、1バレル81ドル前後で取引された。

サウジアラムコは昨年、1610億ドル(約23兆7800億円)の利益を計上。上場企業による年間利益の過去最高を更新した。

ロシアによるウクライナ侵攻、中東情勢、中国経済の先行き行き不透明感により、原油の需要は今後も下がり続けるとみられる。

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