◎イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区とレバノンへの続く中、イランを巻き込む戦争に発展するという懸念が高まっている。
2024年10月11日/トルクメニスタン、首都アシガバート、プーチン露大統領(右)とイランのペゼシュキアン大統領(AP通信)

ロシアのプーチン(Aleksandar Vucic)大統領が11日、訪問先のトルクメニスタンでイランのペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領と会談した。

ロシア国営メディアによると、両首脳は首都アシガバードで開催された国際フォーラムに出席。その傍らで会談し、中東情勢などについて協議したという。

イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区とレバノンへの続く中、イランを巻き込む戦争に発展するという懸念が高まっている。

タス通信によると、プーチン氏はペゼシュキアン氏に対し、「国際的な出来事に対するロシアとイランの立場は非常に近い」と述べたという。

またプーチン氏はペゼシュキアン氏をロシアに招待し、ペゼシュキアン氏はそれを受け入れた。

ペゼシュキアン氏は会談の冒頭、記者団に対し、「イランは今、多くのチャンスに恵まれている。我々の原則、国際舞台における我々の立場はロシアと似ている」と語った。

またペゼシュキアン氏はイスラエルによるレバノンへの攻撃を糾弾。「筆舌に尽くしがたい、野蛮なものである」と非難した。

イスラエル軍はレバノン南部に地上部隊を派遣し、イランが支援するヒズボラ戦闘員を砲撃・空爆している。

ロシア大統領府によると、プーチン氏はフォーラムに先立ち、「西側に対抗する同盟国による新しい世界秩序を作りたい」と述べたという。

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