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軍事企業RTX、イスラエルとミサイル契約を締結、2000億円規模

この契約にはミサイル防衛システム「アイアン・ドーム」向けミサイル、ミサイルキット、試験装置が含まれる。
イスラエルのミサイル防衛システム「アイアン・ドーム」(Getty Images)

バージニア州の軍事企業RTXコーポレーションは21日、合弁会社レイセオンがイスラエルに地対空ミサイルを供給する12億5000万ドル(約1954億円)の契約を獲得したと発表した。

この契約にはミサイル防衛システム「アイアン・ドーム」向けミサイル、ミサイルキット、試験装置が含まれる。

世界的な地政学的緊張の高まりを受け、同社の防衛事業は堅調だ。

両社によると、3300万ドルの資本投資によりアーカンソー州に新施設を設立。アイアンドームおよびその米国版「スカイハンター」向けミサイルを製造する予定とのこと。

スカイハンターは短~中距離防空兵器で、多様な脅威に対抗するよう設計されている。

RTXは先月、ミサイル及びアフターマーケットサービス需要の増加を受け、年間利益と収益見通しを上方修正した。

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