ノルウェー首都で親パレスチナデモ、W杯予選のイスラエル代表に抗議
議会議事堂前では数百人の親パレスチナ支持者が抗議デモを行い、その多くがパレスチナ代表チームのユニフォームを着用していた。
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ノルウェーの首都オスロで11日、サッカーW杯予選ノルウェー対イスラエルの試合に抗議するデモが行われ、数百人の抗議者がイスラエル政府を非難した。
ガザ紛争を理由に、ノルウェーサポーターの間ではイスラエルの大会参加をめぐって意見が分かれている。
議会議事堂前では数百人の親パレスチナ支持者が抗議デモを行い、その多くがパレスチナ代表チームのユニフォームを着用していた。
デモに参加した男性はロイター通信の取材に対し、「この試合は開催されるべきではなかった。ロシアが追放されるなら、イスラエルも同様に追放されるべきだ。しかし試合が行われる以上、ノルウェーがすべき最善の策は、イスラエルのW杯出場の望みを打ち砕くことだ」と語った。
デモ隊は市中心部のスタジアムに向かい、外で集結。16時のキックオフまで抗議を続けた。
警察はスタジアム周辺の警備を強化。試合開始数時間前から複数の入口を閉鎖し、手荷物検査を実施、観客数を制限した。
試合は滞りなく行われ、ノルウェーが5-0で大勝した。