イラク南部の油田で火災、作業員2人死亡、5人重傷、パイプラインから出火
油断内のパイプラインから出火し、作業員2人が死亡、5人が重傷を負った。
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イラク南部のズバイル油田で火災が発生し、少なくとも2人が死亡した。地元当局が26日、明らかにした。
それによると、油断内のパイプラインから出火し、作業員2人が死亡、5人が重傷を負ったという。
ロイター通信は当局者の話しとして、「石油の流通に影響はなく、現在の処理量は1日当たり40万バレルを維持している」と報じた。
当局によると、作業員グループがパイプライン付近で溶接作業を行っていた際に火災が発生したという。
消防隊が消火活動にあたり、午後3時過ぎに鎮火した。
石油省は声明で、火災について、貯蔵基地の古いポンプシステムにおけるガス漏れが原因と説明した。
また同省は「この火災で重傷を負った5人は病院で治療を受けている」と述べた。
ズバイル油田は1949年に発見され、1951年から商業生産を開始。推定埋蔵量は数十億バレルにのぼり、イラク国内でも特に重要な油田の一つとされる。
