仏パリのイスラエル航空会社事務所に落書き、警察が捜査
フランスを含む欧州諸国では23年10月にガザ紛争が始まって以来、憎悪犯罪やヘイトクライムが急増している。
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フランス・パリ市内にあるイスラエルの国営航空会社エル・アル航空の事務所が落書き被害に遭い、警察が捜査している。現地メディアが7日に報じた。
報道によると、「フリー・パレスチナ」をはじめとするスローガンがエル・アルの入り口に赤い塗料で書き込まれていた。
フランス政府の複数の高官がこの事件を非難。「憎悪と反ユダヤ主義に居場所はない」と断じた。
在フランス・イスラエル大使館も非難声明を出した。
駐イスラエル大使は記者会見で、「これはイスラエル企業に対する攻撃、イスラエル国家に対する攻撃であり、断じて容認できない」と語った。
フランスを含む欧州諸国では23年10月にガザ紛争が始まって以来、憎悪犯罪やヘイトクライムが急増している。
警察の統計によると、昨年、人種差別、外国人排斥、宗教差別的な犯罪が前年比で11%増加したという。