◎オマーンでこのような暴力事件が発生するのは稀。
オマーン、首都マスカット(Getty Images)

オマーン・マスカットのイスラム教シーア派モスクで銃撃事件が発生し、5人が死亡、警察官を含む多数の負傷者が出た。警察が16日、明らかにした。

それによると、現場はマスカット中心部の住宅地にあるシーア派モスク。複数人が銃を乱射したという。

在オマーン・パキスタン大使館は声明で、「亡くなった5人のうち4人がパキスタン人であった」と明らかにした。

国営テレビは「銃撃戦の末、襲撃者も死亡した」と伝えている。

警察は声明で「マスカットのシーア派モスクを襲撃した容疑者3人は全員した」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

オマーンでこのような暴力事件が発生するのは稀。在オマーン・米国大使館は自国民に対し、事件が発生したモスク周辺に近づかないよう警告した。

パキスタン外務省も声明を発表。「オマーンのモスクに対する卑劣なテロ攻撃を非難する」と述べた。

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