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▽フーシ派当局によると、この攻撃で女性や子供を含む少なくとも53人が死亡したという。
2025年3月17日/イエメン、首都サヌア郊外、米軍の空爆を受けた集落(ロイター通信)

北朝鮮政府が米国によるイエメンへの攻撃を非難し、国際法と一国の主権を侵害する行為は正当化されないと述べた。国営朝鮮中央通信(KCNA)が18日に報じた。

トランプ(Donald Trump)米大統領は15日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する軍事作戦を開始したと表明。フーシ派は今週、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開する計画を発表していた。

イエメン西部の大部分を支配するフーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

フーシ派当局によると、この攻撃で女性や子供を含む少なくとも53人が死亡したという。

KCNAは北朝鮮大使の声明を引用し、「米軍は空母を含む空軍と海軍を動員して、無差別に民間人と財産を標的にした」と報じた。

「米国による軍事攻撃は国連憲章と国際法に対する暴力的な違反であり、他国の領土主権に対する露骨な侵害であり、いかなる手段によっても正当化することはできない」

米国防総省によると、フーシ派の拠点など30カ所以上を攻撃。紅海の空母から戦闘機も発進したという。

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