▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4日午前の時点で4万5683人、負傷者は10万8611人となっている。
イスラエル軍が4日、パレスチナ・ガザ南部ハンユニスなどを空爆し、過去24時間で少なくとも59人が死亡、270人以上が負傷した。ガザ当局が明らかにした。
ハンユニスでは少なくとも3回大きな爆発が確認され、子供を含む少なくとも15人が死亡した。
AP通信によると、ハンユニスのナセル病院には多くの遺体が運び込まれたという。
ナセル病院の医師はAPの取材に対し、「市内で少なくとも3回爆発があり、避難所や路上にいた人々が巻き込まれた」と語った。
ガザ市の団地裏でも爆発があり、少なくとも5人が死亡したと伝えられている。
イスラエル軍はコメントを出していない。
カタールの首都ドーハでは停戦交渉が続いている。
米国、カタール、エジプトがイスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉を仲介しているが、APによると、4日午前の時点で動きはないようだ。
ハマスは4日、「交渉が再開された」と声明を出し、「合意に達する用意がある」とした。ハマスはイスラエル軍の完全撤退およびガザ市民への支援再開を要求している。
この協議はイスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相がハマス壊滅までガザでの活動を続けると宣言したため、何度も停滞している。
ハマスはイスラエル軍が離れた地域で再編成を続けている。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4日午前の時点で4万5683人、負傷者は10万8611人となっている。