イランの死刑執行数急増、国連が発表、25年7月の執行数100人
7月の執行数は100人にのぼり、前年同月の2倍以上となった。
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国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は29日、イランの死刑執行数が急増し、今年に入ってこれまでに少なくとも841人が死刑に処されたと明らかにした。
それによると、7月の執行数は100人にのぼり、前年同月の2倍以上となった。
その中には女性、アフガニスタン人、クルド族、アラブ系市民などの少数民族が含まれていた。
国連の報道官はジュネーブの記者団に対し、「処刑数の多さはイランが死刑を国家による威嚇やあらゆる異論の弾圧の手段として体系的に利用していることを示している」と語った。
また報道官は「OHCHRが少数民族や移民が標的になっていることを確認している」と述べた。
さらに、「イランは死刑廃止に向けた国際的な動きを無視し、刑を執行し続けている」と批判した。
OHCHRによると、イラン国内では現在11人が死刑執行を待っており、うち6人は国家反逆罪、5人は2022年の抗議デモに関連する容疑で死刑判決を受けたという。
イランで昨年死刑に処された人は確認できているだけで901人。15年以来の水準に達した。その中にはイスラエルのスパイも含まれている。
イランは数十年にわたるイスラエルとの影の戦争が続く中、イスラエルの対外諜報機関モサドに協力したり、情報を提供した多くのスパイを処刑してきた。