クウェート、地域情勢悪化を受け空域閉鎖、イランが米軍基地攻撃

イランは23日、カタール・ドーハの米軍基地に向けてミサイルを発射。カタール軍の防空部隊が対処した。
クウェート、首都クウェート市(Getty Images/AFP通信)

クウェート政府がイラン・イスラエル紛争による地域情勢の悪化を受け、空域を閉鎖した。国営メディアが23日に報じた。

ペルシャ湾には複数の米軍基地が存在する。

クウェート通信社(KUNA)によると、政府は23日から当面の間、地域情勢の悪化を鑑み、空域を閉鎖する。

イランは23日、カタール・ドーハの米軍基地に向けてミサイルを発射。カタール軍の防空部隊が対処した。

この攻撃を受け、カタールとバーレーンが空域を閉鎖した。

ロイター通信は情報筋の話しとして、イランは2つの外交チャネルを通じて米側にミサイルを発射する旨を伝えていたという。

またイランはカタール側にも事前にミサイル発射を通知していたとされる。

AP通信は米当局者の話しとして、イランのミサイル攻撃は終了し、現時点で死傷者の報告はないと報じた。

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