◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4万人超。負傷者は9万4000人を超えた。
イスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区の複数カ所を空爆し、10数人が死亡した。ガザ当局が7日、明らかにした。
国連によると、ポリオワクチン接種キャンペーンは順調に進んでいるようだ。国連は9日間で10歳以下の子供、推定64万人にワクチンを接種することを目標としている。
接種の第3段階は北部で予定されている。
一方、イスラエルは軍事作戦を続けた。
現地メディアによると、中部ヌセイラットの難民キャンプにある病院が少なくとも2回空襲を受け、9人が死亡。ヌセイラット西部の民家も空爆により全壊し、少なくとも5人が死亡した。
これとは別に、中部デイルアルバラのアルアクサ殉教者病院近くの難民キャンプ内にある民家が空爆を受け、女性とその子供2人が死亡した。
北部ジャバリヤでは避難所として利用されている学校が空爆を受け、少なくとも4人が死亡、20人が負傷した。イスラエル軍は学校の敷地内にあるイスラム組織ハマスの司令部を攻撃したと声明を出している。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4万人超。負傷者は9万4000人を超えた。
イスラエルとハマスの停戦協議は難航しており、犠牲者が増え続けている。
イスラエルはガザとエジプトの境界「フィラデルフィ回廊」への部隊駐留を認めるようハマスに圧力をかけている。ハマスはイスラエル軍の完全撤退を求めている。