◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4万人超。負傷者は10万人近くに達している。
2024年8月24日/イスラエル、首都テルアビブ、ガザ停戦と捕虜解放を求めるデモ(Getty Images/AFP通信)

パレスチナ・ガザ地区の保健当局は24日、イスラエル軍が南部ハンユニスの住宅地を空爆し、少なくとも33人が死亡したと明らかにした。

それによると、空爆に巻き込まれた1軒の民家で子供2人を含む一家11人が死亡。その後、少なくとも3回空爆があり、これまでに33人の死亡が確認されたという。

中部デイルアルバラのアクサ殉教者病院は「これとは別の空爆で3人が死亡した」と報告している。

イスラエル軍の報道官は空爆を認めたものの、詳細は明らかにしなかった。

ある雑居ビルは側壁が完全に崩壊。住民たちが瓦礫をかき分け、行方不明者を捜索した。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4万人超。負傷者は10万人近くに達している。

イスラエル軍はイスラム組織ハマスら過激派の戦闘員を1万7000人以上殺害したと主張。ハマスが住宅密集地に拠点を設け、民間人を盾にしていると非難している。

ガザの保健当局は24日、過去24時間の死者数が69人、負傷者は212人に達したと明らかにした。

米国、カタール、エジプト当局による停戦交渉は現在も続いている。

AP通信は当局者の話しとして、「中央情報局(CIA)のバーンズ(William Burns)長官とホワイトハウスの中等顧問がエジプト入りし、その後、エジプト及びカタールの当局者と会談した」と伝えている。

イスラエルはガザの2つの要衝の永続的な支配を要求している。一方、ハマスはイスラエルによる両地域の支配を拒否し、ガザからの完全撤退を求めている。

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