▽ガザ地区のイスラム組織ハマスとつながりのあるアル・ジャマ・アル・イスラミアの最高司令官を殺害した。
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イスラエル国防軍(IDF)がレバノン・ベイルート南方の拠点を空爆し、イスラム過激派の最高司令官を殺害した。IDFが22日、明らかにした。
それによると、ガザ地区のイスラム組織ハマスとつながりのあるアル・ジャマ・アル・イスラミアの最高司令官を殺害したという。
この男はイスラエル領内でのテロを計画・推進し、北部国境のイスラエル兵を標的にしていたとのこと。
アル・ジャマ・アル・イスラミアは声明で、司令官が殺害されたことを認め、「自宅からベイルートの事務所に向かう途中、攻撃を受けた」と明らかにした。
この組織はイスラエルと親イラン組織ヒズボラとの戦争中、イスラエル領内に向けてロケット弾を発射していた。イスラエル軍の空爆により、この組織の幹部ら数人が死亡している。
イスラエルとヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。
イスラエル軍は協定発効後もベイルートや南部を定期的に攻撃。そのほとんどがヒズボラの戦闘員やその関連施設に対するものである。
イスラエルとヒズボラは停戦発効から60日以内にレバノン南部から部隊を撤退させ、その後、レバノン正規軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が南部を管理することで合意していた。
しかし、イスラエルはレバノン側が合意を守っていないと主張。撤退を拒否している。