◎この学校は避難所として利用され、数千人が身を寄せていた。
2024年9月11日/パレスチナ自治区、ガザ地区、イスラエル軍の空爆を受けた建物(AP通信)

イスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区北部の学校を空爆し、女性や子供を含む少なくとも11人が死亡、22人が負傷した。ガザの保健当局が26日、明らかにした。

それによると、この学校は避難所として利用され、数千人が身を寄せていたという。

イスラエル軍は26日、学校への空爆を認め、イスラム組織ハマスの拠点を標的にしたと述べた。

現地メディアが報じた映像には瓦礫が山積みになる中、救助隊員が犠牲者を学校の敷地から運び出す様子が映し出していた。

SNSで共有された動画には市民がバラバラになった遺体をビニールシートで包み、搬送する様子が映っていた。

イスラエル軍はハマスがこの学校に司令部を置き、市民を人間の盾にしていたと主張。民間人の犠牲を最小限にする措置を講じたうえで空爆したとしている。

ガザ当局によると、この紛争におけるパレスチナ側の死者は4万1500人超、負傷者は9万6000人を超えた。死者の半数以上は女性と子供と報告されている。

仲介国による停戦交渉は完全に行き詰っているようにみえる。

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