イスラエル・プレミアリーグで乱闘、42人負傷、試合中止に
事件は19日夜、市内のライバルチームであるハポエル・テルアビブFCとマッカビ・テルアビブFCの試合で発生した。
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イスラエル・テルアビブのブルームフィールド・スタジアムで暴徒化したサポーターが大暴れし、数十人が負傷した。警察が20日、明らかにした。
それによると、事件は19日夜、市内のライバルチームであるハポエル・テルアビブFCとマッカビ・テルアビブFCの試合で発生した。
両チームはイスラエル・プレミアリーグで首位を争っている。
警察によると、サポーターがピッチに発炎筒を投げ込み、乱闘が勃発。最終的に試合は中止となった。
テルアビブ警察は声明で、少数のサポーターが秩序を乱す目的で来場し、数十発の信号弾と発煙弾をピッチに投げ込んだと述べた。
負傷者は警察官5人を含む42人に上った。数十人が逮捕され、うち11人は裁判所に送致、残りは制限付きで釈放された。
現地メディアが報じた映像には信号弾の音が響く中、ピッチからピンク色の煙が立ち上る様子が映っていた。ある場面では、観客が集まるスタンドに物体が落下し、煙が噴き上げる中、人々が避難する様子を確認できる。
マッカビFCは声明で、ハポエル戦の中止は敵対するサポーターによる発煙筒攻撃が原因であり、マッカビFCのサポーターによるものではないと説明した。